耳鼻咽喉科で処方された、初めての漢方とその効果

私が漢方を初めて飲んだのは、風邪を引いたため訪れた耳鼻咽喉科で、飲み薬とともに処方された時でした。

その時の風邪は特に喉や鼻に症状が出ていて、麦門冬湯と言う少し響きの厳ついような漢方を一日三回の一週間分を処方されました。

 

漢方はなんとなく、年配の方が体質の改善などで日常的に飲むもののようなイメージがあり、ただの風邪でいちいち漢方を飲むのかと私は当時とても驚きました。

ただでさえ沢山の薬をそれぞれの決まりに従って飲むと言うのは面倒なものですし、何と言ってもそのとき処方された漢方は袋に入った粉状のもので、飲みにくさや面倒臭さも普通の錠剤の薬の比ではありませんでした。

 

私が処方された麦門冬湯は長引く咳を飲める効果のある、喉に効く漢方で、ほとんどの漢方がそうであるように即効性はありませんでした。

ですが毎回食事の前に飲む事で少しずつ喉の痛みは緩和されていきました。

私は特に普段は風邪を一度引いて治ったとき、たいていは喉の痛みだけがしぶとくのこってなかなか完治しませんでした。

ですが普通に処方される抗生物質などの薬と、漢方を併用する事で確実に病気を治す事ができるのだとそのとき改めて実感する事になったのです。

 

そのように、効果も時間はかかるものの実感できる漢方ですが、食事の前に飲まなくてはならないのでとにかく忘れそうになってしまいます。

そしてなにより臭いがキツく、個人的な感想でありますが、味もとてつもなくまずいのです。

私は最初のころは粉をオブラート一枚にくるんで、勢いをつけて水で流し込んで飲んでいました。

それでもやはりオブラートは水ですぐに解けてしまうので、下の上に粉が徐々に広がってしまい、苦手な漢方の味がしてとても嫌な思いをしました。

 

どうしてもその味が嫌だった私は最終的にオブラート二枚で厳重にくるんで飲み込むようになったのです。

元々の粉の量もそれなりに多いので、三センチ角くらいのとても大きな固まりを一気に一息で飲み込まなければならなくなり大変でした。

そうして飲み込む大変さと、漢方の即効性のなさを比較すると、なくてもいいかなとその時は思いました。

 

それからしばらく時がたち、またしても風邪を引き以前と同じ耳鼻咽喉科を受診して、薬を処方してもらう際に、どうしても漢方が苦手なんですと言うことをつたえると、錠剤の漢方もあるのでそちらにしますかと聞かれました。

私は錠剤の漢方がある事をそこで初めて知ったのですが、とにかく飲みやすく、臭いも味もなくこれなら毎日でも飲み続けられると思いました。

やはり西洋の医療と東洋の医療のいい所を合わせて治療をする事はとてもいいことだと思うので、漢方の臭いや味で苦手意識のあるひとには錠剤タイプをお勧めしたいなと思いました。

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